自律した子を育てたいと考えている方へ。
現代において、自律できるかいなかが子供の人生において非常に重要なテーマであると言えます。
なぜなら、情報へのアクセスが昔と比べ格段に身近となり、その情報についての真偽を自分自身の力で判断する必要が出てきたためです。
多様化された価値観から、自分にとってもっとも大事だと思える事を選び出す様になる為に、一体なにが必要なのでしょうか?
そこで今回は、自己啓発的な観点から、子供にとって自律を促す教育法や考え方をご紹介したいと思います。
モンテッソーリ教育を学んだこと
マリア・モンテッソーリという方が教育課程で発見した方法で、子供の主体性をとにかく尊重していくと、一芸に秀で、集中力のある子に育つ可能性が高くなるのだそうです。
あなたも一度は聞いたことがある有名な人も、モンテッソーリ教育学んだという事実があります。
・藤井聡太四段
・ビル・ゲイツ
・ラリー・ペイジ
・セルゲイ・ブリン
・セルゲイ・ブリン
などなど。
こどもが興味をもった遊びを「仕事」と称して、一日中、その子が自分自身でやめるときまでずっと続けさせるのだそうです。
モンテッソーリ教育を導入している保育園や幼稚園では、そのために必要な環境を整えてあげています。
生活環境をこどもの目線に立ち、手の届くようにしてあげる
保育園や幼稚園では、多くの子供達が「お仕事」をしたいと思っているので、たくさんの手段があります。
お仕事の内容はさまざまで、
・はさみでとにかくなんでも切ってみる
・積み木を使ってさまざまなコースを作りあげる
・絵の具を使って絵を書きまくる
・縫いさしをやりまくる
などなど。
お仕事の環境を整えるだけでなく、生活する場所全て小さな子どもが一人でできるように設計してあるんだそう。
我が家では、
・クローゼット
・絵本だな
・おもちゃ箱
・キッチンや洗面所に踏み台
を娘が自分でやりたいと思ったときにいつでもできるようにしてあります。
2〜3歳の時期は、とにかくなんでも自分でやりたがるので、その意欲を損なうことがないようにすることで、自律した子に育つんだそうです。
確かに自分でできるところにある事は自分でやりたがる様になってます。
いやいや期と呼ばれる年代ですが、モンテッソーリ教育では「敏感期」と呼称して、反応を示したことを続けられるようにしています。
大事なことは子供の主体性を大人の都合で奪わないということなんですね。
親は環境の一部だと思ってみる
子供のやりたいことを一番に考えるにあたり、大人が口を出すことは極力さけた方が良いとのこと。
なぜか小さな子はティシュを無駄に出すことを喜んだりするのですが、大人から見ればもったいないですし、部屋が散らかるのでやめさせたいですよね?
ぐっと我慢して好きなようにさせてあげるようにしてみました。
すると、自分で出したティシュをお片付けするようになりました!
外出した時も、好奇心の塊ですからまともに歩いてくれません。
ですが、始めのうちだけ付き合ってあげると、いやいやするのではなく、会話を交えながらこちらの意図を汲んでくれるようになったりします。
とにかく子供主体の生活をする。
これだけでも十分に娘の理解力が早くなっているのだと思います。
多くの親御さんはすでにやっていることなのかもしれませんけどね(笑)
上から目線の言葉は使わない
偉いねー!
上手だねー!
いい子だねー!
目上の人が目下の人に使う言葉なんだそう。
こどもは素直なのでそのまま言葉の意味を受け止めます。
だんだんと言われるのに慣れてくると、偉いねー!と言われなかったことは大したことがないことなのかも?
とか、いい子だねー!って言われなくなってきたのは、私が悪い子だからなの?
というように反対の意味を持つようになるんだそう。
対比できるような言葉で褒めるというのが良くなくて、親として正しい振る舞いは、
・〜できたねー!
・〜してもらってパパ(ママ)は嬉しいよ!
というように子供がした行動に対しては客観的な声掛けを、子供に対する声掛けは、親はどう思っているのかを伝えるのが良いのだそうです。
共感するというのがキーポイントのようです。
うちの子のケースであれば、感情を表現する頻度が増えたように感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モンテッソーリ教育を基本として考えておりますが、子供の立場に立ち、考えて、環境に徹するというのは、コーチングやティーチングに通じるものがあるのではないかと思います。
つまり、大人も子供も一人の人間として尊重しつつ、足りないところにだけ援助すれば、自ずと自律した子が育つということ。
なのかもしれません。
これからも子育ては続きますので、新たに発見したことがあれば記事にしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。