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ミャンマーでなぜクーデターが起きたのか?原因を簡単に説明!

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アウン・サン・スー・チー氏の拘束をきっかけとして、ミャンマーのクーデター情報が止まりません。

「話題なのは知っているけど、そもそもなんでクーデターが起きたの?」

こんな疑問にお答えします。

ミャンマーでは過去何回もクーデターが起きている?原因は根本にある

なぜ今回のようなクーデターが起きてしまったのか、結論からお伝えします。

『軍部が自分たちの利権を奪われたくなかったから』

です。

 

順を追って現在まで説明していきます。

 

独立の立役者アウン・サン将軍

1948年、イギリスの植民地だったミャンマーは独立を果たします。

「アウン・サン将軍」が独立まで導いたとされています。

この方、お気づきかと思いますが「アウン・サン・スー・チー」さんの父親となります。

彼は軍部の人間でしたが、「民主制」を理想として掲げていました。

 

軍の人間としては、せっかく独立を果たしたのに自分たちの権力がなくなるのは面白くありません。

 

そこで、「アウン・サン将軍」から政権を力ずくで奪いとりました。

 

アウン・サン・スー・チー

軍の一方的なやり方に不満を持つ人は日に日に増えていきました。

学生や若者が集結し、民主化運動がおこります。

このときの矢面にたったのが、「アウン・サン将軍」の娘である「アウン・サン・スー・チー」氏でした。

 

スーチー氏が掲げる民主制を支持する人は多く、1990年に行った選挙で圧勝します。

「アウン・サン将軍」時代の民主政権を知っている人が多く投票しました。

 

力ずくでクーデターを行使

選挙に負けた軍は、利権を失いたくないので無理やり政権譲渡に反対します。

このとき、スーチー氏を自宅軟禁します。これは15年も続きました。

 

国際的には民主制が多数を占めるなか、ミャンマーの状況を打破するべくアメリカをはじめとする欧米列強が「経済制裁」によって軍部の力を封じ込めます。

外部からの圧力により政権の運営は、軍政権とスーチー派の2大政党の形を取ります。

 

20年ぶりの総選挙

2010年に総選挙がおこなわれました。

これは前回スーチー氏が圧勝した1990年から20年ぶりのこととなります。

スーチー氏が自宅軟禁されている間、将軍「テイン・セイン」率いる軍政権によって、民主化陣営を徹底的に排除されてきたスーチー派は大敗します。

 

ところが、軍は権力を増大する政策ではなく、民主化改革を進めます。

軍政権によって閉鎖的な状況だったミャンマーは、欧米列強と協力することによって少しずつ民主的な開かれた国として開放されていきました。

 

個人的な見解では、民意を汲み取る政権運営をすることで、軍部に都合の良い利権を確保することが目的だったのではないかと思われます。

スーチー氏の支持率は依然として高く、自宅軟禁を継続するにも世論がゆるさない雰囲気ができあがっていたのではないでしょうか。

このままではスーチー氏が返り咲き、民主化の流れは止められない。

その前に権力を担保できる手段を持っておこう。と考えたのでしょう。

 

表面上は民主化を奨励しながらも「テイン・セイン」将軍は

・ミャンマー国会の4分の1議席を軍に割り当てる。

・ミャンマーの副大統領-国防大臣-内務大臣は、軍が決定権を握る。

 

しっかりと軍政権にとって都合のよい政策を行います。

 

 

スーチー氏返り咲く

時は流れ、スーチー氏の自宅軟禁が解除されます。

そして、2015年の選挙でミャンマーのトップに。

 

スーチー氏は軍政権の権利である4分の1の議席を減らしたかった。

 

2020年11月選挙

スー・チー氏は単独政権を持つほどに大勝利します。

これで念願の憲法改正ができるように。

軍政権のもつ4分の1議席の権利も奪うことができます。

 

ところがまたも軍政権は反抗にでます。

選挙が不正ではないかと訴え始めました。

 

そして、2021年2月1日

早朝、スーチー氏含む民主政権幹部は軍によって拘束されます。

『軍によるクーデターの勃発』です。

 

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なぜスーチー氏はクーデターを止められなかったのか?

スーチーさんが最初に手がけた政策が、軍が多数所有する会社郡を『国有化』しようというものでした。

その中にはミャンマーを縦断するガスパイプラインが中国へと繋がるというものもありました。

 

そうした利権にまつわる話し合いが、スーチーさんと軍政権とで行われましたが決裂。

 

スーチーさんが憲法改正を進め、民主主義に拍車がかかるのをいやがるのは軍だけでなく、裏で暗躍する中国もでした。

利権と人権問題を抱える中国はなんとしても軍政権を残したいと考え、クーデターを裏から手を回したのではという噂もあります。

 

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歴史は繰り返すのか

ミャンマーの歴史を紐解いていくと、独立後から現在までスーチー派VS軍政権の歴史でした。

世論は完全にスーチー派を擁護しておりますので、軍政権の立場は悪くなるいっぽうです。

これまでと同じように強硬手段を続けることはできるのでしょうか。

 

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